認知症を農作業で改善!「農福リハビリ」研修会開催
地域連携で認知症ケアの新たな可能性を拓く!「農福リハビリ」研修会開催
NPO法人 正応寺ごんだの会は、都城三股農福連携協議会との共催で、認知症ケアの新たなアプローチを探る「農福リハビリ」研修会を開催しました。農業と福祉の連携による革新的なプログラムとその可能性について、多くの参加者が学びを深めました。
高齢化が進む現代において、認知症ケアは重要な社会課題となっています。NPO法人 正応寺ごんだの会は、地域における認知症ケアの課題解決を目指し、都城三股農福連携協議会と共同で、2023年11月26日に「農福リハビリ」研修会を開催しました。
「農福リハビリ」とは、認知症高齢者を対象とした、軽度の農作業を取り入れたリハビリプログラムです. このプログラムは、農業の医療的・福祉的活用を提唱する都城三股農福連携協議会が開発し、認知症ケアの新たなソリューションとして注目されています.
研修会では、プログラムの理論や具体的な手法、実際の活用事例などが紹介され、参加者は農作業がもたらす認知症ケアの可能性について理解を深めました. また、正応寺ごんだの会が地域でどのように「農福リハビリ」を実践していくのか、その展望も共有されました.
当日は、認知症当事者のご家族や介護事業者、医療機関関係者など、多くの方々にご参加いただき、活発な意見交換が行われました。
参加者からは、「農作業が認知症ケアに役立つという発想が新鮮だった」「地域全体で認知症の方を支えていくことの重要性を感じた」などの声が寄せられ、研修会は大盛況のうちに幕を閉じました。
正応寺ごんだの会は、今回の研修会を機に、地域における「農福リハビリ」の普及と実践をさらに推進し、誰もが安心して暮らせる地域づくりに貢献してまいります。